女性の皆さんは結婚相手にどんな理想を求めますか?

今回は女性から見た男性の理想像を追ってみたいと思います。

バブル期にもてはやされた「3高男子」

今から30年ほど前のバブル絶頂期頃、女性が男性に求める理想の条件の代名詞でもあった「3高」。

"高収入"、"高学歴"、"高身長"。

3つの単語のイニシャルを取ったこの言葉が、当時の婚活世代において流行しました。

バブル崩壊後に生まれた、いわゆる"Z世代"の方には聞き慣れない言葉かもしれません。

もはや死語?とも思われがちですが、未だにこの理想を頑なに固辞して婚活に臨む方も決して少なくありません。

「3高」なんてもう古い!これからのトレンドは「3平」

昭和から平成へと時代は移り変わり、女性が男性に求める条件は変わりました。

2000年代初頭頃から、「3平」というキーワードが出現。

「3平」の"平"は、"平均的収入"、"平凡な容姿"、"平穏な性格"の3つの単語のイニシャルを取ったもの。

収入も見た目も性格も、とにかく"普通"で"平凡"な男性がモテはやされるようになりました。

しかし、この"普通"の男性がなかなか見当たらない…

なぜならそこには、女性の考える"普通"と女性の考える"普通"に大きな乖離があるからです。

例えば、男性は年収400万が"普通"と思っていたけれど、女性側の"普通"は600万だった…など。

"可愛い"の定義が男女間で異なる、と昔から良く言われているように、

これと同じような男女間の価値観の違いが生じていたようです。

"普通"でなくてもいい!「4低」さえ備えていれば…

"普通"の男性が見つからないのであればわがままは言ってられません。

近年、最低限これだけの条件は満たしたい!ということで出てきたのが「4低」。

低リスク、低依存、低姿勢、低燃費の"低"。

安定職に就き、自主性を持ち、謙虚で、浪費癖がない男性が理想とされるようになってきました。

女性の社会進出が加速し男女の格差がなくなりつつある現代において、

夫婦間においても格差のないフラットな関係を築くことが求められています。

大事なのは「表面」ではなく「中身」

理想を高く掲げることは大いに結構ですが、イケメンで性格が良くて高収入で…

あなたの理想に合致するような、いわゆる"白馬に乗った王子様"なんておりません。

仮にいたとしても、とっくに素敵なお相手と結ばれて幸せな生活を築かれている場合がほとんどでしょう。

どこかで妥協点を置かなければ、婚活はエンドレスに続くこととなります。

理想の相手を運よく掴めたとしても、結婚後に人が変わった、価値観や性格がかみ合わない、思っていた人とは違う!

といったミスマッチが起きることはざらにあります。一方で、理想像とはかけ離れた相手だけれども

結婚したら家庭的で家族思いの人だった!、性格が良く誠実で相性バッチリ!なんてことも十分起こり得ます。

目先の理想を追い求めるだけでなく、結婚後の現実に目を向けることが重要です。

まずは相手の中身をしっかり見極めることから始めてみましょう。